初音ミクV3をLogic Pro Xと連携させてみました

初音ミクV3がAUプラグインに対応したので、Logic Pro Xと連携させてみたときのメモです。
LogicでのAUプラグインの確認(念のため)
Logic Pro Xを起動して、上部のメニューバーの[Logic Pro X]>[環境設定]>[Audio Units マネージャ]を選びます。
「Piapro Studio AU」があることを確認します。
※AUプラグインに対応済みのPiapro Studio(バージョン1.1.0以降)がインストールされていると自動的に表示されるようです
→ 公式サイトの「バージョン1.1.0」リリース情報はこちら
Logicでの使いかた
プロジェクトを立ち上げて、「ソフトウェア音源」のトラックをつくり、そのトラックの[Instrument]を「Piapro Studio」にします([AU音源]>[Crypton]>[Piapro Studio AU])。
すると、Piapro StudioがLogic上で起動します。
このPiapro Studioで編集した内容が、Logic上で再生できるようになります。
おまけ(使用例)
Logicのトラック上にあるMIDIデータをPiapro Studioを通して(つまり初音ミクの声で)再生できるわけではなく、Piapro Studio上にあるデータが再生されるので、Logicで他のトラックと一緒にメロディラインをすでに作ってある場合は、そのMIDIデータをPiapro Studioに移植する必要があります。
たとえば、このような感じでトラックを作っている場合、
※Piapro Studioのトラック上にMIDIデータがあってもそれは再生されないので、空にしておきます
そのファイルを(Logic上で起動している)Piapro Studioで読み込みます。
すると、Piapro Studio上でそのMIDIデータが入ったトラックが作られるので、LogicでPiapro Studioを通したメロディラインが再生できます。
※何かもっといい連携方法があるのかもしれないのですが、Piapro Studioの扱いに慣れていなくて入力も遅いので、まとめて入力したいときは、とりあえずこんなかんじでやっております。
さらにおまけのメモ
Piapro Studioに「1小節目からデータが入っている」MIDIファイルを読み込むと、最初のほうだけPiapro Studioを通したトラックから音がでないので調べてみたところ、そういう仕様(Piapro Studioではデフォルトの設定では頭の2拍分は入力できない)みたいなので、Logicでつくるときに全体を2小節目からつくるようにして、メロディラインのMIDIデータはなにも入力していない1小節目分を足して作っています。
→ 参考:AU対応のPiapro Studio登場、GarageBandで初音ミクに歌わせよう! : 藤本健の“DTMステーション”
(GarageBandでの例ですがとても参考になりました!)
まとめ
まだまだあれこれ不慣れではありますが、こうして連携できると、他の音と一緒に再生しやすいですし、データの編集もしやすいので、とても便利です。もっといろいろ使ってみたいと思います。
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