パワーアップしたGoogleカレンダー連携iPhoneアプリ「Calendars 5」を試してみた

以前記事にしたiPhoneアプリ「Calendars+」がパワーアップした「Calendars 5」というアプリをご紹介いただいたので、レビューしたいと思います。※開発されたReaddle社さまよりアプリをご提供いただきました。ありがとうございます!
※機能に関する情報は、この記事の投稿時点で使ってみた際の内容になりますので、変更や誤りがある場合があります。また、金額にも変更があるかもしれません。あしからずご了承ください。
今回試してみたアプリ
こちらのアプリです。
Calendars 5

[column size=2/3]Calendars 5 – タスクマネージャ搭載、Google カレンダーとも同期可能なスマート・カレンダーアプリ
- カテゴリ:仕事効率化, ユーティリティ
- 価格:¥700 (2014.02.11 時点)
App Storeでチェック[/column]
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また、機能は一部制限されますが、無料版もあります。

[column size=2/3]Calendars by Readdle – Google カレンダー と同期可能なイベント・ToDo マネージャ
- カテゴリ:仕事効率化, ライフスタイル
- 価格:無料 (2014.02.11 時点)
App Storeでチェック[/column]
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「Calendars 5」が以前の「Calendars+」よりパワーアップしたところ
※以前、Calendarsには無料版と有料版の「Calendars+」というアプリがあったのですが、現在は「Calendars 5」がそれに置き換わっているようなので、過去にレビューしたときの「Calendars+」と比較しました(現在は、無料版も「Calendars」もバージョンアップして「Calendars 5」と同じような画面デザインになっています)。
- 見ためがすっきりしました
画面全体がすっきりしてシンプルで洗練されたデザインになっていました。スクロール時の動きも、機能性もありつつ、きれいで楽しいです。 - カレンダーで表示される予定の数が増えました
切り替えメニューが上部に隠れるようになったこともあって、カレンダーに一覧で表示される予定の数が増えて見やすくなっていました。また、一覧で表示できない予定が何件あるかもわかりやすくなりました。 - 予定の新規入力がシンプルに
新しい予定を入力するときに最初に入力する項目が少なくなったので、ささっと入力できるようになっていました
※iPadでも使えるようですが、今回はiPhoneのみで使ってみました。
Calendars(無料版)とCalendars 5(有料版)の違い
無料版のCalendarsでは下記の機能は使えないのですが、1つずつ機能追加することもできますし、有料版のCalendars 5にアップグレードするとすべての機能が使えるようになるようです。
※それぞれの機能については、下記に詳細を書いていますので、そこへのリンクを貼っています
- スマートインプット機能(アンロック:¥170)
予定の新規入力の際に時刻や場所を文章で入れると自動的に設定可能な機能です。
※慣れないとちょっと使いにくいかもしれません(場所は「at」などと入力しないといけないようなので…もしかすると日本語でうまく入力する方法もあるのかもしれませんが) - タスク管理機能(アンロック:¥250)
- 予定へ招待機能(アンロック:¥170)
- 繰り返し予定の入力機能(アンロック:¥170)
- 予定ごとの個別のアラート機能(アンロック:¥170)
無料版だと、すべての予定に一括でのアラートの設定はできるようです。(「どの予定でも15分前に通知する」など)
Calendars 5でできることと使いかた
では、Calendars 5でできることを見ていきたいと思います。
Googleカレンダーとの同期
Googleカレンダーとの同期はアプリを起動したらすぐに設定できます(iPhoneのカレンダーとも同期できます)。
同期するカレンダーのアカウント情報を入れて「Login」ボタンを押すと、すぐに同期が始まります。
※同期できるアカウントはひとつのGoogleアカウントです(iPhoneのローカルカレンダーはいっしょに同期できるようです)。
切り替えメニュー
まず、カレンダーの切り替えや設定画面などはメニューから選べますが、このメニューは画面の一番上にあるアイコンをタップすると表示されます。この分だけカレンダーの表示部分が広くなって見やすくなりました。
カレンダーの表示
カレンダーはすっきりしていて見やすいです。
下記の例では、自分の予定と家族の予定のカレンダーなどを合わせて表示しており、それぞれの予定が色分けされています。(初期時点ではGoogleカレンダーで設定している色)
月表示
カレンダーの月表示はこんな感じです。
- 今日の日付のところは日付のところが青くなっています。
- 終日の予定は「背景がベタ塗り(帯)」で、時刻が決まっている予定は「背景色なし」で表示されます。
- 左右へのフリックで、前月・翌月のカレンダーに切り替わります。また、画面最下部にあるスライダーでも月が切り替えられます。
- 月名をタップすると、今月が表示されます。
- 予定として表示される件数は3件まで、文字数は全角3文字・半角6文字までのようです。
- 4件以上の予定が入っている日には、日付の横に予定の件数が表示されます。
また、カレンダーにある個別の予定をタップすると、吹き出しで予定の詳細が表示され、編集画面への切り替え・削除もここでできます。(これは、以下の週・日表示でも共通)
週表示
次に、カレンダーの週表示はこんな感じです。
- 終日の予定、時刻が早い予定から、左から順に1ブロックずつ1つの予定が並んで4件まで表示されます。5件以上あるときは、▲をタップすると表示されます(▲の色は予定があるカレンダーの色)。
- 左右へのフリックで、前週・翌週のカレンダーに切り替わります。また、画面最下部にあるスライダーでも週が切り替えられます。
- 週名をタップすると、今週が表示されます。
また、画面を横にするとこんな感じで表示されます。
- 1週間の予定がランドスケープで表示されます。
- 終日の予定は上部に固定で表示され、時間別の予定は下に表示されて時刻は縦スクロールで動かせます。
- 表示週の切り替えや今週表示の切替は、縦画面の時と同じです。
日表示
日毎のカレンダー表示はこんな感じです。
- 0時から24時までの予定が一覧で見られます。
- 繰り返しの予定のときは、繰り返しマークが表示されます。
- リマインダーが設定されている予定にはアイコンが表示されます。
- 現時刻のあたりに線と時刻が表示されます。
- 左右へのフリックで、前日・翌日のカレンダーに切り替わります。また、画面最下部にあるスライダーでも日が切り替えられます。
- 日名をタップすると、今日が表示されます。
- 終日の予定は上部に固定で表示されます。(4件以上のときは以下のようにまとめて表示)
リスト表示
最後に、予定をリストで表示することもできます。
- 登録されている予定が選んだ日付の直近のものからリストで表示されます。
- 場所やメモが設定されているときは、内容が表示されます。
- 登録されている予定をタップすると、編集画面が表示されます。
- スライダーを左右にスワップすると日付が切り替わって、日付をタップするとその日の予定リストを一番上にしてそれ以降の予定がリスト表示されます。
- 同日の予定が多いときは、日付が残ったままその日の予定がスクロールで見られます。
- 「List」をタップすると今日が一番上に表示されます。
新規予定の入力
では、次に、新しい予定を入力する画面を見ていきます。新規の予定を入力するときは、各画面の右上にある「+」アイコンをタップします。
入力欄が表示されるので、予定を入力します。
予定を入力すると日時が表示されます。
日時の設定はこんな感じでできます。
- 日付
- 時刻
設定が終わったら「Done」をタップします。
すると、予定の詳細が設定できるようになります。
設定できる項目は以下のとおりです。
- カレンダー → どのカレンダーに予定を入れるか
- アラート(リマインダー)
- 場所
- 繰り返し予定かどうか
- ディスクリプション(メモ)
- 他の人を予定に招待する(有料版のみ)
また、予定の入力欄に時刻や場所を書くと、個別に設定しなくてもそのまま入力できます。(有料版のみ)
※慣れないとちょっと使いづらいかもしれません。
こんな感じで日付や時刻場所などを予定欄に書くと、自動的に設定がされています。
登録された予定は、こんな感じでちゃんと表示されます。
アラートの設定(有料版のみ)
アラート(リマインダー)はこんなかんじで設定できます。
場所の設定
場所を入力すると、候補地が表示されるのでそこから選ぶこともできます。
候補地を選ぶと地図が表示されます。
繰り返し予定の設定(有料版のみ)
繰り返しの予定はこんな感じでえらべます。
「Custom」にすると、かなり細かい設定ができます。たとえば、「2ヶ月ごとの第2週目の月曜日」といった設定も可能です。
タスク(有料版のみ)
Calendars 5では、タスク機能も強化されていました。Calendersにはなかったリスト表示や今日のタスクの表示機能などが追加されています。リストをうまく活用したら、GTDにも使えそうな気がしました。(できたら、リストに加えてタグなどが設定できるようになると、より使いやすいかもしれません)
タスクの追加
新しいタスクは「inbox」か「Today」、「All」リストの中にある「Add a new task」をタップして追加します。
細かい設定をしなくても、どんどんタスクを追加できます。
「inbox」で追加したタスクの右側にある☆にチェックを入れると、「Today」にタスクが入ります(「Today」で追加したタスクは自動的に☆にチェックが入って「Today」リストに追加されます)。
追加したタスクをタップすると編集画面が表示されるので、詳細を設定することもできます。
- 追加するリスト
- 日付
- アラート
- 繰り返し
- ディスクリプション(メモ)
- タスクの削除
リストはこんな感じで選べます(オリジナルリストの作成については後述)。
日時の追加はこのように。
その他の項目については、スケジュールと同じような操作でできます。
リストの追加
タスクをまとめるリストも追加できます。
「Add a new list」をタップして、
リストの追加画面でリスト名を入力して、色を選べばOKです。
タスクの一覧
タスクは「Today」やオリジナルのリストに追加できる他、完了したタスクは「Completed」で、すべての未完了タスクは「All」で見られます。
また、タスクはGoogle Tasksとも同期できます(設定方法は後述)。
各種設定
最後に、各種設定について見ていきます。
メニューの一番左にあるアイコンをタップして、設定を変更できます。
設定できる項目は以下のとおりです。
主な設定項目の詳細はこのようになっています。
View Opitions
日表示や週表示でのデフォルト設定や、アプリ起動時に表示するカレンダー、バッジアイコンの表示の設定ができます。
Edit Opitions
予定の新規追加・編集時に関する設定ができます。(「Smart input」は、場所や日付を予定欄に入力すると自動的に判別する機能のOn/Offが設定できるようです)
Alert Opitions
アラートに関する設定ができます。(無料版の場合はすべての予定に一括での設定ができます)
Task Options
タスクに関する設定ができます。Google Tasksと動機するかもここで設定できます。
Calendars 5の良いところと「こうだったらうれしい」ところ
良いところ
- やっぱりデザインが美しい!
以前より、より画面のデザインが見やすくなって、シンプルでとても美しいです。(個人的な感覚ですけれど) - Googleカレンダーの機能がそのまま使えるし、タスク機能も便利
Googleカレンダーと同じような感覚で入力・閲覧ができるので使いやすいです。この機会にGoogle Tasksもちょっとつかってみようかと思ったりしました。 - 予定が入力しやすい
予定の入力がよりしやすくなったと思います。せっかく機能があるので、スマートにインプットできるように、場所の前には「at」をつける、みたいな入力が素早くできるようになると、より使いやすくなりそうです。
こうだったらうれしいところ
- 日本語でもスマートインプットできるとうれしいです(「渋谷で」などと入力すると、場所に渋谷が入力されるとか)。
- 月表示から特定の日付の予定の一覧を見たくて日付をタップするのですけれど、画面がコンパクトなので、登録されている予定をタップしてしまうことがおおいです(意識を指先に集中したら問題ないのですけれども)。何かもう少しタップしやすいとよりうれしいなぁと思いました。
まとめ
カレンダーアプリは使用頻度が高いので、見やすくて入力しやすいもの、そして、見ていてきれいだなぁと思えるものであることがたいせつだと思いました。このアプリは、かゆいところに手が届く、美しい画面のアプリです。
Calendars 5

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Calendars(無料版)

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